初心者が学ぶデザイン入門本

 

世間では何故か絵が描ける人はイコールデザインができるとみなされることがありますが
実は全くの誤解であることを是非知っていただきたい。

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二つの集合に属する人間が数多くいるのは確かですが、
絵を描くこととデザインすることは全く別の能力なのです。
ほんとマジで。

しかしPCで絵を描いたりしているとPhotoshopやIllustratorなどの
デザインソフトに慣れ親しんでいくものです。
そんなわけでソフトが使えるが故にデザイナーさんがするような
仕事をする機会が出てきちゃったりするわけです。

さて、気づいたら両方の集合に属していた選ばれしセンス持ちの方々と違って
私はデザインのデの字にすらかすれないセンスゼロ人間なので大変困ります。
そんなわけで図書館で本を借りて先人の知恵を学ぶことにしました。

 

 

ノンデザイナーズ・デザインブック Second Edition

まずこれ。
“デザインを正式には学んだことがないけれども、デザインする必要がある人たちのために書かれています。”というだけあって非常に分かりやすく基本を教えてくれます。
間違った例とそれを直したものが載っているのがすごく良いです。
文字に関しては英字フォントのことしか載ってないので日本語フォントの扱いについては別の本を読む必要があります。
しかしこれ一冊を読み終えただけで何も学んだことがない人にとっては劇的に見栄えがよくなる即効性があると思います。

 


レイアウト、基本の「き」

こちらは日本人が書いている本なので日本語フォントの扱いについてちゃんと書いてあるので上のノンデザイナーズ・デザインブックと一緒に読むと捗ります。
内容も見やすく分かりやすく、必要な情報をすぐ参照できるようになっています。
印刷に関する情報が多いので印刷物を作りたい人に向いてます。

 


デザインのルール、レイアウトのセオリー。

きれいなデザインの見本がたくさん載っているので見ていて楽しいです。
見開きに一つに一つのテーマで適当にページを開いても楽しめます。
プロのデザイナーの仕事がどれだけすごいかよく分かる一冊。
具体的なデザイン例が多く載っているので実作するときの参考になります。

 

 

と、3冊くらい読んでみました。
「何かについて知りたい時はそれに関する本を3冊読めばにわかぶれる」
という本3冊理論を提唱しています。
皆さんもにわかになりたい時は是非活用してください。

 

で、読んだ結果どうなったのかと言うと

読む前
m_samp
読む前に作ったデザインっぽい物がこれしかなかった(;´Д`)
同人誌的なアレなので中身についてはスルーしてください。

 

そして読んだ後作られたチラシ達
2_8POP_3s 3月8日popA3ポスター縦as A4チラシ縦as

全く何も考えてなかったのが多少は考えた感じになったのがお分かりいただけますでしょうか。
しかし作れば作るほど本職のデザイナーさん達への尊敬の念が強くなっていきますね(ヽ’ω`)